10/28(火)13:30−15:00、宮代ホールでバングラデシュの駐日大使、マスード・ビン・モメン氏による講演会が開催されました。
講演の中で大使は、バングラデシュにおいて現在スピードを緩めず成長している縫製産業をはじめとした工業について、またバングラデシュにおける人々の生活の変化について説明されていました。また、途上国での経験が日本での生活をよく知り、違う角度から物事を見ることのできる一歩だとお話され、その経験をより多くの生徒にしてもらえることを願っていらっしゃいました。
参加していた300人ほどの学生の中からは、ラナ・プラザ崩壊事件のあとの雇用状況の改善や、女性の雇用についての質問が出たほか、バングラデシュの料理や文化についてもっと知りたいという声が聞かれました。モメン大使は、時々冗談を交えながら、質問にも丁寧に答えてくださいました。普段バングラデシュという国を身近に感じることが難しい私たちに、様々なきっかけを与えてくれる講演会でした。
(国際交流学科4年M. Matsuoka)